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屋根ソーラー・エスクロー保証付ソーラー発電工事・リフォーム・大規模修繕工事のご案内

屋根ソーラ検討

屋根ソーラーでいくらの収入になるか。
 屋根でどのくらいの発電ができるのでしょうか。どのくらいの投資と収入があるのでしょうか。
たくさんのソーラー発電のホームページがありますが、どこにも書いてません。一番知りたいところなのに。どのホームページも見積もりを申し込むようになっています。
では、ここで実際の見積もりを計算してみませんか。個々のデータが必要ですが、標準的な場合で見積もってみましょう。


(1).屋根の面積を出します。
建坪20坪の切妻屋根の場合10坪の屋根面積と見ます。屋根には傾斜もあれば、軒代もあるからそれより多いだろう。しかし、屋根にぴったり合ったパネルはありませんのでロスがでます。このロスと相殺で10坪でいいでしょう。


(2).発電量を計算します。
 パネルの大きさに拘わらず、発電量は平米あたり150wとみましょう。パネルの発電変換効率はどれもだいたいこの程度です。正確にはパネルの変換効率を見てください。高い効率のもので20%(200w)です。パネルを選ぶのは変換効率ですが、だいたい15.0%(150W)から16.0(160W)が主流です。(シリコンモジュールの場合)。


屋根面積は(1)から33平米ですから 33×150wで発電量は4950w=4.95kw。
パネルの枚数では1枚250wのパネルが主流ですので、4940÷250=20枚となります。


(3)売電収入を計算します。
 発電量4.95kwに日射量を掛けます。日射量は3.0から3.5ですので、宮崎県だと3.5、東京だと3くらいです。正確にはNEDOのデータベースから調べ、ロス率(20〜25%)を引いて計算してください。おおまかには
4.95kw×3.0×365日×37円=20万円です。(年間)


(4)設置費用を計算します。
 設置費用は総額で概ね発電量1kwあたり30万前後ですが、屋根の構造、耐久性等により多少異なります。30万円として計算しますと、 4.95kw×30万円=149万円となります。


(5)経済性はどうなるのでしょう。
 年間収入20万円ですから回収年は149万÷20万=7.5年という計算があります。
 設置後は電気代と売電額の差額の支払いまたは収入になる勘定です。毎月1万円の電気代を払っていたなら年間8万円の利益になります。電気を全く使わなかったら年間20万円の利益が出て7.5年で投資額回収ということです。


 ソーラー発電を始めると売電量のディスプレーを眺めながら必ず節電意識が働きます。仮に3割の節電ができればどうでしょう。使用料金が7000円になりますと月1万円の差額収入となります。


 ところで、ここで考えておかなければならないのは、国の買い取り価格の37円は10年間という期限付きであるということです。、その先の買い取り価格は今のところわかりません。仮に今の37円が3分の2の25円になったとすると、年間収入は4.95kw×3.0×365日×25円=135,500円です。月11,300円となります。それでも当初の3割節電に成功していればまだ4,300円の差額収入があることになります。
 メガソーラーの場合の買取単価は2014年度新設の場合32円ですが、これは前年新設より4円下がっています。2年前より8円下がっています。電力会社の原価に近づけるために毎年下げることになっており、家庭用では現在の従量部分が22円であることと、原価自体が上昇していくことを考えると買取25円くらいになることはありうることと思います。




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